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2024年11月14日(木)11:30 観測ロケット無事打上げ成功です!
宙の家スタッフです。
11月14日(木)午前11:30、観測ロケットS-520-34号機が無事打ち上げに成功しました!
観測ロケットって?
種子島で打ち上げられるH-ⅡAや、H-Ⅲロケットとは異なり、ロケット自身が宇宙空間を飛びながら落下するまでの間に観測を行います。※1
今回のロケットS-520-34号機は
全長:9.6メートル
重さ:2.4トン
打上高度:打上げからおよそ4分後に高度217キロまで達したそうです!
大型のロケットに比べて小柄ではありますが、小柄だからこそ間近で見る事が可能なんです^^!!
打ち上げの瞬間の点火した音、打ち上るときの振動と音を身体で感じる事が出来てテンション上がります。
天候や色々な条件で見学と打上げのタイミングを合わせるのが難しいともいわれますが、是非間近で見学して頂きたいなと思います。
インフォメーションでイプシロンSの搬入についても記載しましたが、打上げ日程がJAXAより発表され次第、こちらでもお知らせ予定です。
宇宙に一番近いまち、肝付町(きもつきちょう)に是非遊びに来てください!お読みくださりありがとうございました^^
※1参照:宇宙科学研究所(ISAS)
https://www.isas.jaxa.jp/home/kansoku/ https://www.isas.jaxa.jp/home/kansoku/
代表メッセージ
まちを元気にしたい!
ふるさと肝付町内之浦には日本で2か所しかないロケット発射場がありますが、全国での知名度は残念ながらもう一か所の種子島が上です。しかしながら、「日本ロケットの父」糸川英夫博士が内之浦にロケット射場を建設し、最初の打ち上げが成功するまで、幾多の困難やその困難を強靭な精神力で乗り越えてきた射場職員の歴史、そして地域の方々が一途に協力を惜しまなかった歴史は、何物にも代えがたい地域の誇りです。
ここ近年内之浦でのロケット打ち上げの回数が減少していますが、先輩から見聞きしてきたその誇り、その伝統を引き継いでいくことの使命感はひとえに人口減少で悩む「まちを元気にすること」につながっていくと信じています。
観光に行きたくなるまちを目指す!
肝付町には土産物を買える店がない―
この言葉を聞くたびにこれまで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。そんな中、町が県のバックアップを得て土産物を買える店を設置してくれました。そして運営を一般社団法人きもつき宇宙協議会に任されたため、2019年に「宙の家」(そらのいえ)と名付けオープンしました。当初はロケット発射場近くの駐車場用地に店を構えておりましたが、2021年2月に現在の場所に移転しました。店内には宇宙関連グッズや観光グッズ、地元産かんきつである辺塚だいだいを使った商品など多数ございます。店外は駐車場も広く、実際に使用していたパラボラアンテナや初代小惑星探査機はやぶさのモニュメントなど新たなビュースポットもございます。
小さなお店ですが、宇宙を感じにぜひお越しください!
村岡 知行(むらおか ともゆき)
肝付町内之浦出身。高校卒業後関西や関東で就業し、帰郷。帰郷後は家業の塗装業を行いながら地域活動を邁進。2012年には地域貢献団体内之浦創星会の立ち上げ、2016年にはきもつき宇宙協議会の設立に貢献。現在は一般社団法人きもつき宇宙協議会代表。
座右の銘は『まず「出来る」と行動。方法はそれから』